機能性ベタイン水溶液

水の構造を変える。生物の環境適用能力に倣った、新しい「機能性ベタイン
低濃度では水中の分子同士の親和性をコントロールし、高濃度では”水に溶けないもの”を常温常圧で溶かす

“水”は地球上で最もありふれた溶媒でありながら、
実は最も不思議な性質を持つ物質です。

私たちの機能性ベタインは、その水のネットワーク構造を変化させることで、
溶けている分子のふるまいをコントロールさせることができます。

その特徴は「水和構造」によって引き起こされます。

我々のベタインは水に溶解すると周囲の水分子のネットワーク構造を再構築して、
水中で会合体を形成することなく、密度が低く巨大な水和層を形成します。
水溶性分子はその水和層から排他され、逆に疎水性分子は取り込まれ、
これが分子同士の親和性の制御を引き起こします。

これが、B-Labの機能性ベタインが水を変えるしくみです

これまでに明らかになっている機能性ベタイン(B4・B5)の添加効果 B4 B5
1.酵素の反応性・安定性の向上(B4・B5) 酵素の反応性・安定性の向上(B4・B5)
  • 反応液に添加するだけで、酵素反応の初速度(v0)や結合定数(Km)の改善が期待されます。
  • 予備調製は不要で、混合後すぐに効果が現れるため、既存プロトコルへ容易に組み込めます。
  • 酵素溶液の凍結融解や低温保存に伴う失活を抑制し、安定性向上に寄与します。
  • 添加効果は多くの酵素で確認されていますが、酵素種・緩衝溶液、添加濃度によって異なります。
2.難水溶性物質の可溶化(B5) 難水溶性物質の可溶化(B5)
  • 常温の機能性ベタイン水溶液に添加して撹拌するだけで、難水溶性成分の可溶化が期待できます。
  • 果皮などの原料と混合することで、有効成分の抽出にも応用できます。
  • 有機合成反応の反応系によっては、有機溶媒の代替溶媒として利用できる可能性があります。
  • 可溶化・抽出・反応溶媒への適用は、成分の疎水性や反応条件に依存します。
製品ラインナップ
製品名 濃度 容量 価格・納期
B4
(N,N,N-tri-n-butylamonio acetate)
2.0M
水溶液
44 mL/
220 mL
お問い合わせください
B5
(N,N,N-tri-n-butylamonio acetate)
2.0M
水溶液
44 mL/
220 mL
しばらくお待ちください。

※ 異なる濃度、容量、性状のサンプルの注文はご相談ください。

※ こちらに示す以外のベタイン誘導体の合成についても承ります。

※ 製品の共同開発、販売後の技術相談等も承ります。

用途例一覧
用途 製品・濃度レンジ 配合する製品
酵素活性化 B4:10-300 mM
B5:1-20 mM
酵素反応キット
臨床診断薬
酵素凍結変性防止 B4:30-1000 mM(液体窒素で凍結)
B4:300-600 mM(冷凍庫で凍結)
酵素反応キット
臨床診断薬
難水溶性物質の溶解 B5:0.5 M 以上
好ましくは2.0 M 以上
抽出溶媒
反応溶媒